でんぷん糊強度テスト
2015/11/17
このところ「パラボラ・オクタ」の和紙貼りに試行錯誤しています。昨日も慎重には慎重を期して作業を進めました。たとえば、和紙貼り治具に「パラボラ・オクタ」をセットした際、一番下のリブの下に”爪楊枝”を一本入れてありますが、あれは、リブを傷つけたくないので、面接触ではなくて、線接触にしているのです。
今日はでんぷん糊で試し張りをしてみます。その前にやることをやってしまわないと、、、
この↓ように、シェードがスケルトン状態になっているチャンスはもうないので、もう一度、要の部分のジオメトリーを写し取っておきます。
それをゲージにして和紙を一枚切り出しておきます。これは、最後の仕上げに必要となります。
さて何回か原寸合わせで和紙を切り出しました。これは多分、どもリブも多少の誤差があると踏んで、一枚づつ作るつもりでいました。ところが嬉しいことに、リブの寸法がほとんど同じ(手作りだとどうしても誤差が出るのに、このシェードの加工は機械加工)なので、もう一度、ぎりぎりまで追い込んだ型紙を作ります。
この型紙から8枚切り出すわけです。まずテスト貼りのサンプル和紙から2枚切り出して、、、
仮止めしてみます。よ~し!これで寸法は良さそうです。次にでんぷん糊を用意します。
わずかに水を加えて撹拌、筆に乗せて伸ばします。2枚目の方がスムースに貼れました。
今日はこのまま乾かします。障子張りの時と同じ、でんぷん糊の接着力を知りたいのです。
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少し時間が出来たので、「しょいか~ご習志野店」に行き作品を補充します。センサーライトは、エレベーターの中や棚の中間のような暗いところに置くとスイッチが入り易くなります。
帰宅してから、出来具合をチェック。期待以上の出来栄えです。明日、これを剥がします。