ミス発見
2015/10/16
今日は、「行燈ランプ」の台座の製作を依頼していたMさんの工房に行く約束になっていました。残りの2個の旋盤加工が終わったので受け取りに行きます。
Mさんの工房に行く前に塗り上った台座を使って正式に組み上げてみたのですが、どこかヘン?
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定例の朝食メニューの記録から。
一段落してから、ブロンズ台座のランプシェードの仕上げにかかります。
2本並列の真鍮棒の頂点から一定距離の場所を2か所ハンダで固定します。次に金型(金ザルなんですけど^^)を使って内側に折り曲げて行きます。
途中で3カ所目をハンダ付けをして成形します。
午前10時半、東京電力の工事が入った関係で仕事を中断せざるを得ません。
午後一番でランプ台座を受け取りに行きます。そのさい、出来上がった「行燈ランプ」を持って行って仕上がり見本を見てもらったのです。ところが、その仕上がり見本の行燈部分にシワが寄っているのを発見。そして、8本あるリブのうちの1本が内側に曲がっていたのです。
この工房でもランプの製造を手掛けていました。
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帰宅してからは、一気呵成にハンダ付けを進めます。
次に和紙の切りだしなのですが、少々シェードが大きくなったので型紙を作り直します。そして、8枚の和紙を切り取って、この仕事はオシマイ。
「行燈ランプ」のリブが曲がった原因を追究すると、底辺の8角形の平衡度が出ていなかったところ、正規に組み立ててスタッドボルト/ナットを締めこんだら全体にストレスが掛かって一番弱いところにしわ寄せがきました。
とりあえず手でおし曲げてもダメで、その部分の和紙を剥がして矯正しました。でも、これでは根本対策ではないので、なんとか平衡度を出す工夫をしなければなりません。