在日ラオス大使館へ
2015/10/15
日本とラオスとの外交関係が樹立されてから60年になるそうです。その記念行事として行われた「古田文創作人形展」に行ってエールを交換してきました。
きっかけは、古田さんがラオスの布を使っての人形作り、私が、ラオスの松材を使っての漆器造りを縁に、古田さんと情報交換しています。ともに千葉市美浜区の住人です。(この記事稿は後段で・・・)
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朝飯前の仕事から。「行燈ランプ」の電器装置(電球の高さのこと)の高さを決めます。
まず、ニップルの長さを35mmから50mmの物に変えます。理由は、行燈を固定するスペーサーの厚さが10mmあるのを見損じていたのです^^。未完成の台座で仮組をします。
ニップルの突出し量を見て、フレキ管の長さを4山から2山の半分にします。
全体を仮組して、これでよし!。また、バラします。
引き続いて、最終回の上塗りをしますが、手塗り→手拭きで漆成分を少し残します。
ウエスでの拭き漆に比べると、少し艶が残ります。
次は、ブロンズランプのシェード造りです。まず頂点の金具に2本の針金が入る孔を空けます。
開口部を綺麗に金ヤスリで整えてから、6本のリング状の針金を入れてみます。
そして隣同士の針金ごと金具にハンダ付けをします。こうすると、強度を稼げるのと葉っぱの先端部分の付け足しをしなくて済みます。途中ですが今日はここまで↓とします。
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ここは六本木ヒルズの裏側の方向、東京都港区皮脂麻布の在日ラオス大使館です。「古田文創作人形展」にご一緒したのは、私の漆器のクライアントさんでもあり古田人形教室の生徒さんでもあるFさんです。
古田さんのキャリアは趣味の世界から出発して、今や民族衣装の生地を利用した人形作りの第1人者です。ラオスとの文化交流のアンバサダーでもあります。
どの人形も、表情が静かというか内面からでる感情が穏やかにそして豊かに出ています。
展示会の後半は、ギター2人、ボンゴ・なり物の女性2人のグループの癒し系のBGMが・・!
それと、この会の主催者側から元郵政大臣を務めた”八代英太さん”も登場です。