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横紙やぶり

2015年10月01日 | 工房日記 | Comment(0)

2015/10/01

 

 今日は10月1日、かつて奉職していたさる特殊法人の創立記念日が10月1日でした。お昼時に立食パーティがあって、その後は仕事にならなかった!なんて良き時代でした。

そうそう、日本航空も同じ特殊法人だったころは10月1日が創立記念日でしたが、その後おかしくなっちゃって、優雅な記念日どころではなくなっちゃいました・・・。

 

今日は和紙の話しから。

 

今、バルーン貼りに使っている和紙は手漉きものではなくて機械漉きものです。業務用の厚さが1.6mm、横幅95cm、長さ60mです。ひと巻の重さ??分かりませんが重いのなんのって。

機械漉きの和紙は、水の流れに繊維が揃うので「紙の目」が出来ます。

紙を破る時、紙の目に沿って直線状(縦方向)に裂けやすく、その逆(横方向)には蛇行状になり裂けにくいという特徴が出ます。

 

諺にある「横紙破り」とは、紙の目が横方向に破れにくいことから、自分の意見を無理に押し通すこと、また、そのような人をさします。

今日は、短冊状の和紙を力いっぱい横方向に破りました。

 

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午前中の日差しがあるうちに、パルピミニの大工仕事とオイルステイン塗りをやって、

 

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オイルステインは、余った塗料でデッキの上塗りです。

 

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雑巾みたいなウエスにオイルステインを含ませて拭きまくります。

 

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午前10時、相棒のSさんの工房へ届けものと頂きもの。

 

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帰宅してから、さっそく「横紙破り」です。

 

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預かってきたバルーンのひとつが、くしゃくしゃです。風船の空気が抜けたことと、このバルーン、この後に麻紐を貼り込むものだったみたいで、紙が一重にしか貼ってありません。

空気入れで膨らましますが、ピタッといきません。少々多めの空気を入れて貼り始まますが、

 

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和紙を貼るにつれて熱膨張の逆、気化潜熱縮小しちゃってだんだん、しぼんできて、ついには元のくしゃくしゃ状態に・・・。そこで再びポンピングしたら、今度はパンク!!収拾がつかなくなって(あわてふためいて画像ナシ)、で、これはボツに。

下左の画像は、ゼロからやり直ししたものです。

 

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あとやったことと言えば、明日の準備。以前作ったボトルランプのシェードを外したり、

リング入れの準備をしたり、、、でした。

 

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