拭き漆工房うたせ
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本格稼働

2015年05月04日 | 工房日記 | Comment(0)

2015/05/04

 

 職住接近どころではなく、家の中に作業場があると、”朝早くからできる何時までもできる”と思うでしょ!。ところが、”何時でも仕事に取りかかれる”ので、ついつい、その他のことをやってると、いつの間にかお昼です。

 

朝一番で床屋さんへ行ったら、”あっそうだ!”と思い出してホームセンターへ。

 

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砂利(中粒)を20kg買ってきて、それを3分割。先日手に入れたデッキボックスの重石にします。と言うのも、デッキボックスは防水機能がないのと直射日光をあびると、箱の色合いから

輻射率が高いのでカバーをかけたのです。

従来からある川砂の重石は台風の時のために取っておきます。

 

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次に思い立ったこと。昨日の残り、南側のガラス窓を綺麗にします。下右の画像には虚像と実像がいりまじっています。(実像はカーテン/カミさん/FAX機/ソファー/玄関わきの兜の置物)

 

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今日のお昼は、アンチョビが入ったスパゲティ具沢山です。毎日なのでカミさんがしかめっ面。

 

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ねっ!なんだかんだお昼になっちゃうでしょ。(と、るカミさんが何時も言ってます)

 

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昼からは、腰を据えて本業に取りかかります。まず、すし飯台のサンディングから。

 

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使う番手は、#240#320#400の順です。加工傷は#150で落としてからサンディングです。

 

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表側の外周は幸い加工傷が無かったので触りません。うっかりすると、銅タガにキズが付いちゃうのです。最終仕上げは、3M SuperFineで均一に・・・。

 

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外は快晴。バーベキュー会場はゴールデンウイーク真っ盛りです。

 

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次に大名椀を引っ張り出して、黒漆でお化粧直しの準備です。

 

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黒中漆で拭き漆。導管の中に黒漆が滲みこんでメリハリが出ます。

 

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海辺では、ロックコンサートの真っ盛り。本来は、漆作業は屋外でしてはいけないのですが、

(漆は紫外線が天敵なのです)溶剤を使う時はやむを得ず、外で作業をします。

 

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1ケ月前に修理を頼まれていたお櫃を木地固めをします。納期は連休明けなんです^^。

 

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目の上の高さに置いて、銅タガが平衡に入っているかどうか確認します。本来の位置よりだいぶ上になりました。漆が接着剤の役目をするので、もう、タガが外れることはないでしょう。

 

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新工房が本格稼働した一日でした。

 

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