拭き漆工房うたせ
拭き漆工房うたせについて

バルーンの直径

2015年01月30日 | 工房日記 | Comment(0)

2015/01/30

 

只今、午後4時半。冷たい雨のなか工房から帰宅したところです。でも、雪よりまだましか。

 

工房では、鳥カゴ(ミニランプのシェード)に和紙を貼りました。本格的な和紙を使うのは初めてです。まず、和紙の切り方をご紹介します。(相棒のSさんからの受け売りですけど^^;)

 

IMG_2542IMG_2543

今回は、シェードの側面の形状にかなりの糊代をとって鋏で切りぬきました。もし、アバウトなラインで直線的に切る(割く)のでしたら、手でいけます。ただし、縦横の方向があります。

 

IMG_2544IMG_2545

ロールに巻いてある方向(縦か横か?)は、均一な幅で切れますが、反対側方向は、あっちに行ったりこっちに来たり、アトランダムな切り口となります。何故でしょうね?分かりません。

 

IMG_2546

IMG_2547

まず、頂点の真鍮製丸ナットに和紙を被せます。側面の和紙の先端部分の糊付けを良くするためです。

 

IMG_2549

 

しっかり乾くまで別な仕事(バルーンLの下部リング作り)をします。

 

IMG_2551IMG_2552

頂点部が乾いたので、対面するシェード(2面)に和紙を貼ります。ボンドをタップリ塗ってそっと和紙を置いて、指の腹でそっと押さえます。

 

IMG_2553IMG_2554 IMG_2555

 

少し乾いてから糊代部分を鋏で落として丸めます。その際切り込みを入れるのを忘れずに・・。

 

IMG_2558IMG_2559

またまた、このままの状態でパリンとなるまで乾かします。その間に出来上がったバルーンの直径を測ります。

 

IMG_2561IMG_2563 IMG_2564

 

和紙バルーンの作り方は、風船に空気を入れた量で大きさが決まります。空気の量の定量を測かれないもんだから、風船の大きさがマチマチになんです。で、出来合いのリングをはめ込む場合、下部リングの大きさ(この場合φ20cm)の膨らみの部分を探さなければならないのです。

 

IMG_2566

 

 

メモ書きのとおり、リングの直径が20cnに対し、測定した箇所は21.8cmでした。この問答、どういった問いに何を答えるべきか??になったので、この辺で想定問答はおあずけ。

 

ミニランプの残った面(シェード)に和紙を貼って明日まで乾燥させます。

 

IMG_2567IMG_2568 IMG_2569

 


ホーム

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>