あれっ!、なんか変だぞ
2015/01/13
午前7時半、いつも”マッサン”を見ながら朝食です。この季節、その時間帯に公園の向こうのWBGビルに反射した朝日が飛び込んできます。”マッサン”のCGタイトルもピカッと輝いています。西の空は、今日も快晴。
今日は工房到着一番乗りでした。昨日完成させたバルーン(S)の折り込み部分の一部が2枚目の和紙から剥がれて持ち上がっていたので、修理です。剥がれた部分の肩口を水で濡らしてしばらく放置。ふにゃふにゃになったところで、ボンドで張り付けます。
次のバルーンは中心円がなかなか定まりません。開口部分が真ん中にないのです。何とか平均値を出してカットします。でも、その切り口部分の糊付けがゆるくて、このまま貼っても一番下の紙だけ引っ付いて2枚目が剥がれます。その連続になるので今の内に補強しておきます。
この2個を仕上げるのに1時間掛かっちゃいました。倉庫の中はこの通り・・・。
本日の上塗りは、「風の盆(L)」が3回目、「欅の小盃」が5回目となります。
左から塗る前 → 上塗りした状態 → 拭き取った状態です。
乾燥箱の様子
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本日から、Uさんに挽いてもらったランプ台座を使って完成品にしていきます。
今日のノルマを4個と設定して部品を揃えます。何の気なしに取り出した一番目の台座が今までと違って、なんか変です。
とりあえず、現物合わせでTLフレキ管を9山分切って組み込んでみました。でも今までにない首の長さなのでノギスを当ててみると、、、
台座面から電球高さまで、設計図通りの12cm以内です。模擬バルーンを横に置いて確かめても、電球位置は高すぎず低すぎず丁度OK。なぜ首が長くなったのか?とりあえず、まっ、いいか、と次にかかります。
2台目のフレキ管は6山、3台目になって、ちょっと待てよ!と先に台座の厚みを測ってみました。でもこれも、設計図の15mmとほぼ近くて問題ナシ。
なぜ、現物合わせするフレキ管の長さが違うのか、やっと分かりました。外ネジニップルの長さは50mmで一定。6山と7山を組み込んだ後のネジ山の長さは当然違います。(約4mm)
違いは、旋盤で挽いた時の加工誤差だったのです。
その誤差をカバーして突出し量を同じにするのが、フェルト材のワーッシャーでした。
最後に電源コードを貫通させてプッシングを入れます。午後1時、本日のノルマ到達です。