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台座のサンディング

2014年11月03日 | 工房日記 | Comment(0)

2014/11/03-2

 

 この日記は、2日前と昨日の記事稿です。内容は、10月31日(金)亀城工房で挽いてもらったランプ台座のサンディングです。

 

よく見ると切削傷が結構深く入っていて、その部分を中心に導管に沿って落としていきます。木工旋盤ではどうしても回転方向に切削傷が出ます。使ったのは3M Fineとスポンジ研磨剤。

 

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そもそも3Mもスポンジ系なのでこの方法では限界がありそうです。

 

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で、場所と時間を変えてSNKYOのペーパー#240#320#600でサンディング。

 

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同じサンドペーパーを使ってペーパーナイフ3本も仕上げます。

 

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またまた場面を変えて、屋上工房でファインサンディング。使ったのは#600のペーパー。

 

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完成です。(これで日記の遅れと作業の遅れを取り戻したぞ~~)

 

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時系列的にここからが、本日の出来事です。

 

午前中はテニスコートのメンテナンスです。クレーコートを使用するクラブから複数名ボランティア参加者を募り一気呵成に行います。まず側溝の中の土砂掃除から・・・。

 

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次にコートに散水すると凹んだところに水が溜まります。→ 荒木田を用意して、

 

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[メモ:荒木田とは]

元東京・荒川沿岸の荒木田原に産した壁土用の土で,粘着力があり,土俵盛り土に最も適した土である。テニスコートの基盤造りにも使われる。

 

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その荒木田を出来るだけ粉砕して凹んだところに置いていきます。乾いたら貼りつく寸法。

 

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トンボでならして2日間養生します。

 

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久しぶりに工房に閉じこもります。まず、注文していたランプの電気装置が届いたので確認です。アッその前にランプ部品の収納部分を作ります。

 

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バルーンランプ(L)(S)の電装品と常夜灯用のフットライト20セット分です。

 

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バルーンランプ(S)の点灯テストです。(まだデザインは確定ではありません)

 

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次にバルーンランプ(L)の台座(先日Uさんに挽いてもらったもの)を木地固めします。

その前に、最終サンディング。使ったのは、3M SuperFine と UltraFine。

 

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今日塗るのは台座2個とペーパーナイフ3本。使う漆は摺り用生漆。

 

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先の3個は、最初から黒艶消しを使ったのですが、この2個は、オーソドックスに生漆を使いました。この後は、黒艶消し漆→黒呂色漆へと進みます。

 

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本日の乾燥箱の様子

 

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