見損じ
2014/10/21
昨日は、ボタンが掛け違ったままのシャツを着ていました(そんな感じ)。本日は、睡眠充分です(たぶん大丈夫でしょう)^^/。
ターニングを依頼していたUさんから、朝一番で宅急便が届きました。中を見て、ヤッタァー!
すぐさま小脇に抱えて工房へ。でも、工房では昨日の中途半端な作業を片づけます。
Uさんにお願いしたのは、底辺がφ150mmから20mmとびの3種類の台座です。上の座繰りはいずれもφ130mm深さ10mmと同じものです。
3日前の記事稿に”導管が明確ではない!”としましたが、この材は、キチンと筋が通ってます。
底辺φが170mmの(中)サイズのものがバルーンとバランスが良さそうです。
ここで、サイズの見損じがあったのを発見!と言うよりか、ヤマ勘が外れたので、誰にも文句は言えません^^;。上の座繰りの径が足らずに、バルーンが定着しなかったのです。
あらためてノギスを当ててみたら、下から1cmのところで、φ140mmありました。下部のリング径が120mmなので、下から1cmのところで+5mmと見込んだのです。面目ない!!。
正式な仕様では、φ140mmとします。このサンプルには、下部のリングがφ110mmのバルーンを作って合わせます。
その(中)サイズのものを使って電装品を仮組してみます。まず7m/mのプッシングを入れて、コードを通します。
ソケットの下半身に長さ50mmの外ネジニップルを取り付けて、ここにもプッシングを差し込みます。下右の画像のTLフレックス管の部分が台座に埋め込まれます。
裏からワッシャー類とともに1/8ナットで加締めます。コードを通してソケットが完成です。
電球の頂点までの高さは150mm、バルーンを乗せた時の上部のすき間は10cm、電球との左右のすき間は各7cm確保できています。(安全基準値をクリアーしています)
早速、漆を塗る準備をします。まず、乾燥箱の下の電気座布団をONにします。周りの板に水分を含ませた時の湿度は70%、温度は20℃なのでいい感じになってますね!
使う漆は、黒艶消し漆。それにテレピン油を同量加えて木地固めに使います。
塗っては拭き取り塗っては拭き取り、十分、材に漆を吸い込ませます。
側面は、すでにスプルースと漆の独特な絡み合いが出てきています。
明日まで、約20時間、おとなしくしているんですよ~~。
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今日は頭の中の回路が正常に繋がっているようですね。少し時間が余ったので、バルーン(L)のリングを作ります。
コンパスで118mmの円が書いてあります。この円が隠れるとφ120mmのリングの出来上がり。