ネガとポジ
2014/09/08
今日の切り口は、”フイルムの話し”、ではありません。
陰と陽、裏と表、真逆の例を見つけたので紹介しますね。ちなみに、ネガはNegative(陰性・陰画)、ポジはPositive(陽性・陽画)として結構普通の会話にも登場しています。
以前から身近に見て知ってはいたのですが、あらためて今日、真逆の例をガラス工芸品に発見。
でも相変わらず、お昼休みにやった内職を先にね。コルクの台座の溝を彫刻刀で掘り下げます。
本日は8個完成、残りは明日の宿題とします。午後3時から船橋東武へ交代説明員として参上。
そこで、真逆の例が並んでいるのを発見、とりあえず4例を紹介しますね。
作品は、12cmφのフリートレイ。その裏底にデザイン画が彫刻してあります。どちらがネガともポジとも言えません。真逆の工法を使って作られています。
彫刻硝子の製作過程のサンプルで説明すると、まず、この素材は水色の色着せ硝子を使っています。それにデザイン画を施したカッティングシートを貼り付け、不必要の部分をカットすると、生地の色着せ硝子があらわれます。
残った部分(必要な部分)の下には、もちろん水色の色着せ硝子です。次に、ダイヤモンドパウダーの入った砂でサンドブラスト(高圧で吹き付け)すると、水色に見える部分が削れて曇りガラスになります。
上のサンプル例は、2枚のデザイン画をクリスタルガラスの素材に張り付けています。それをカッティングする際、必要な部分と不必要の部分を逆にして作ったものです。
***********************************************************************
そうそう、私の本業は拭き漆でしたね。今回も目立たないように下敷きになっています・・^^/
最後の画像は、なんやら心配そうな雰囲気で・・・落ち着きませんね。
はい、このあとふっとんで帰って、台風対策をしました。