ひとりで暑気払い
2014年08月21日 | 工房日記 | Comment(0)
2014/08/21
2~3日前、「しょいか~ご習志野店」から、一旦買い求めた漆器をお客様が返品したとの連絡がありました。時間の都合で今朝、確認に行ったところ「家に持って帰ったら、サイズが合わないので、返品した」とのことで、致し方ないところ・・・。何か瑕疵があったのかと心配していたのです。サラダボウルは、元の場所に鎮座ましましていました。
昨日、”さて、これは何でしょう”の答えは、紹興酒の甕にかぶせる蓋でした。自宅にも同じものがあるので、出かける前に兼ね合いを試してみました。まだ内側がホジホジ足らないようです。
工房に到着してからは、時間がかかるものから手掛けます。ソケットの台座類の塗装です。
次に甕の蓋をホジホジして、すき間を調節します。きちんと嵌合したら六角形のマークを書き込みます。これは、スケルトンの治具ですので、六角形の角度分割ガイドが出来ればいいのです。
今日は方向性だけ決まればOKなので、この案件はここまで・・・。
あまりの暑さにエアコンも限界です。てなわけで(理由を作って)お昼から暑気払いです。
暑気払い後は、塗装が乾いたソケット台を組み込んで、仮置きです。・・・感じがいいですね。
この台座とソケットランプに乗るフレームの製作に入ります。まず、簡単な製図から・・・。
上の画像はベースの長方形を作ってます。ミニバイスは蝶番役のL字金具作りに使ってます。
このランプのコンセプトは、キャンバスに見立ててそこに書き込んだ絵をシルエットで浮き上がらせる、シルエット・ランプです。
NHK千葉/FMの団扇を利用した原図に合わせて、針金を曲げてハンダ付けをします。
一応の完成ですが、和紙を貼るだけで全体の剛性を補えるかどうか?試作してみます。