プロジェクト会議
2014/07/14
”新機軸に挑戦”とアナウンスしたのは、5月中旬でした。あれから2か月、なにをどうすればどうなるのか?と言ったプランニングが無いまま、直感で動いてきました。
大分、経験を積んで(失敗をして)新機軸を正式に立ち上げる機運が熟してきたので、プロジェクト会議です。場所は、海浜幕張駅南側のMTGビルの2Fロビー。
MTGは幕張テクノガーデンの略、2Fロビーは「ドトール・コーヒー」が管理運営しています。
メンバーはガラス工芸家のSさんと私。教科書は”あかりのレシピ”それと私の設計図と仕様書。
実は、ガラス工芸家のSさんは、ガラスのデザイン画をトートバックやTシャツなどに展開しているのです。それを和紙貼りのランプシェードに発展させたらどうか・・・!と言うのががきっかけ。
役割分担は、私がハードウエアー全般を、Sさんが商品構成・デザイン・和紙貼りを担当です。
プロジェクト会議なんて、なんか懐かしい感じです。資料を一通りそろえて、可能性の追求です。答えは、無理をしないで・出来ることから始めて・じっくり暖めよう・・・、でした。
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そうは言うものの、押さえるところは押さえなければなりません。最大の難関は、法律です。
経済産業省の省令で、電気器具製品は、安全確認検査を受けて合格しなければいけないのです。
電気製品に付いている、PSEマークが合格票です
PSEとは、Product Safety Electric Appliace & Materials の略です。
そのPSEマークを取得するには、①認可申請をする(でも、時間と手間がかかって、なおかつ取得できるとは限らない)。②市販されている電気製品の心臓部だけを流用する(モラロジーの問題がある)。③PSEマーク付きの電気部品を使って組み立てる、のいずれかです。
社会的な信用問題の点、安定した作品つくりの観点からは③しか選択の余地はありません。
延々と3時間のプロジェクト会議、実りの多いものでした。
さっそく近くのホームセンターでランプの台座になりそうなものを探してきて試作です。
丸・正方形・六角形のポプラ材の既製品を買ってきて組み立ててみました。今回からは、加工精度の信頼性からウクレレ作家のYさんの協力を仰ぎます。
仮組をして今日はここまでとしました。