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二刀流

2014年06月11日 | 工房日記 | Comment(0)

2014/06/11

 

 今月17日(火)から22日(日)まで、旧・千葉市花の美術館(現・三陽メディアフララワーミュージアム)においてACM金土クラブが出張展示会を行います。

場所は、二階の市民展示室。後半三日間はWork Shopもやります。ぜひ、お出かけください。

 

遅ればせながら、その案内状を作って送ったところです。

 

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ナウシカの飛行物体の毛羽立ちを取ります。完成すると、右の花台のような雰囲気になります。

 

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このナウシカの飛行物体に二度目の錆び付けをするので、錆び付けの材料を作ります。

まず、上新粉糊作り → との粉を練って → 上新粉糊を20%加えよくブレンドします。

 

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出来上がった錆びの生地を茶巾絞りのようにして、保冷庫に入れておきます。今日は、塗るものが三つなので、必要な量だけを残して同量の生漆を加えます。錆び付け漆 ↓ 。

 

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”たたき丼(小)”の昨日の塗り残しから。→ ナウシカの飛行物体にも・・・。

 

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凹凸の凹の部分にだいぶ滲みこんでくれました。完全なフラットにはしない方が味が出ます。

 

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このところ、作業の時間配分が漆と針金が五分五分もしくは、針金細工の練習をする方が7分くらいになります。

理由は、まだまだうまくいかないので時間がかかるのです。当分は、この二刀流でいきます。

今日は、オーバル型ランプ骨組みの上の部分を作りましたが、30分もかかっちゃいました^^;

 

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少しづつコツを掴んできました。作業台の上に乗せたまま、プライヤー等の工具を使わないで

手曲げが一番素直に曲がります。(工具を使うとどうしても持ち上げるの平面が出ない)

 

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孫悟空の鉢巻みたいですね。

ちなみに、「緊箍児」(きんこじ、または、金剛圏)と言って、悟空が悪いことをすると三蔵が「緊箍呪」を唱えて輪が収縮し、頭を締めつけて懲らしめるのです。


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