早とちり(思い込み)
2014/04/17
この2日間、バイクのマフラーの修理用部材探しで飛び回っています。昨日は、塗料のカンの下見をしたり加締め用のバンドを先取りしたのはご紹介しました。
この段階ですでに思い込みをしています。それは、①古い社外品サイレンサーなので、補修部品は無いだろう?→これは正解。Netで調べても、やはりありませんでした。②前回の修理をそのままにして、その上から蓋をかぶせよう!③前回修理した際、パテを大盛りにしたので外径が大きくなっているな!→少し大きめのものを探そう、140φあれば大丈夫だろう・・・てな具合。
午前中、厨房機器のテンポスとVIVA Homeへ行きます。テンポスでは、
ケーキを焼くバットを見つけましたが、サイズが大きすぎます。これにヒントを貰って、
VIVA Homeで、150φの物を買います。この下のサイズは、120φなので大きなものをアジャストする作戦です。その足で、加工室へ・・・。カッターで切り込みを入れます。
かなり大きいので絞りきれません。2分割にしてバリを取って、この場ではここまで。
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工房では昨日の続きです。まず、割れたところに入れた麻布の成型です。
かなり取れましたが、最終仕上げではありません。錆び付け漆を作ります。
このアカシア材は吸収力が良く黒艶消し漆が少々強すぎます。昨日上塗りをした時、ウエスで拭き取るべきだったかもしれませんが、素材によって反応が違うので迷うところです。
ちょっと凄みがでてきちゃいました。まあ、これはこれで・・・。
残った漆を欅のカッティングボードに塗ります。これは、ウクレレ作家のYさんに2枚注文しておいたものの1枚です。左となりの積層材のカッティングボードは、マホガニーとアメリカン・ブラックチェリーの組み合わせです。
仕事が一段落したので、またまたバイクのマフラー修理です。今度は工房の駐車場で・・・。
2分割でも大きすぎます。もう少しカットして無理やり締め付ければバンドの抑えが効くかもしれませんが、もうすでに円周率(半径)が合わなくなっているので(上中画像)、折れ曲がってすき間が出てくることは必至です。このサイズではダメでした。
打つ手はないのか・・?140φの物があればうまくいくのに・・・。でも、待てよ、キチンと図ってみよう!と言うことで、サイレンサーの円周を測ったら400mmじゃあないですか。
だったら、直径は130φ弱のはず。だったらだったら、どっかに有ったよなぁ?
以前の修理跡を綺麗に成型すれば130φがそのまま使えるかもしれないぞ・・・!!
最初の”140φは必要”の目安は、外側からメジャーを当てただで、早とちりでした。
またまたVIVA Homeへ取って返して、130φの物を見つけました。
と言うことで、今日はここまでです。明日、トライしてみます。