目を閉じて”開眼”
2014/03/13
午前8時半、天気予報通り雨が降ってきました。
屋上工房は店開きできないので、ベランダ工房で昨日の続き(サンディング)です。
昨日、荒仕上げをしたのですが、時間に追われて何か荒っぽい仕事だったので、3M Fine でやり直し。
仕上がった物は念のため、雨のかからないところへ避難させておきます。
予定の半分くらいのところで雨脚が強くなって
膝の上に乗せてシコシコと、全18個完成です。
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午後から雨が小康状態の時をねらって、ホームセンター経由で工房です。
購入したものは、本来、壁に掛けるハンガーネットです。これを乾燥箱の中敷きにします。乾燥箱には3層に置けるように横桟があるので、それを利用して作品を平面に置けるよう工夫。(今までそうしなかったのは、単なる横着。今日は両方使うことになるから^^;)
先行しているラオス松材の小鉢と小皿、片口の上塗りです。これでファイナルになるかも!
今回から、大量制作の場合、タンポの役目を適正量の漆を木地に乗せるだけに変えました。塗り広げるのは指先です。途中から、もう、指先を目で追わなくても指先が勝手に先に進みます。むしろ、目を閉じている方が木地の凹凸やRの具合、漆の抵抗感が伝わってくるのです。
極めつけは、手に残った漆を次の作品で拭うことにより手拭きウエスもいらなくなったのです。
次の作品が並行して作業ができるし、使うウエスも漆も少しは助かるし、目を閉じて節約術の
”開眼”です。
次の作品が手元にあります。 → 心眼で作業するところの図。
乾燥室の途中経過 → 次に今朝ほどサンディングを済ませた18点の木地固めです。
[本日の乾燥室と乾燥箱の様子]