色黒も、七難を隠す

2014/03/02

 

　昨日から取り組んでいるアカシア材の角皿、黒艶消し漆でスタートしたのは正解でした。

色黒も七難を隠してくれたのです。

 

まず、木地固めのあとの空研ぎから。場所はギャラリーの出窓のウッドブロックの上。

 

 

上中の画像が昨日の皿、問題の傷はそんなに目立ちません。かたや、右の画像の皿は、機械加工の切削傷がかなり深く残っています。でもこれも次の段階でかなり目立たなくなるハズです。

 

 

ちょっとテカリの出すぎたラオスのカトラリー軍団をもういちど手塗りをして、今度は綺麗に拭き取りました。あわせてバターナイフ＆ペーパーナイフも同じ手順で仕上げて、

 

 

同じ乾燥箱へ・・・。

 

 

アカシア材の角皿の錆び付け剤を作ります。砥の粉を砕いて　→　水気を含ませ　→　ブレンド

 

 

ケチャップ状になったら上新粉糊を２割加えて　→　ブレンド　→　耳たぶ状態で完成です

 

 

黒艶消し漆を同量加えて、黒艶消し漆の錆び付け漆の完成です。

 

 

 

いつもながらの泥パックの手順で、七難を隠していきます。

 

 

[本日の乾燥室の様子]