四国からの届け物
2014年02月19日 | 工房日記 | Comment(0)
2014/02/19
四国は歴史的に漆産業の盛んなところで、あわせて、漆工芸の素材供給県でもあります。私の素材入手先は、漆素材と合材の木地をそれぞれ香川県高松市近郊から、栃材の挽き物木地を徳島県の製造所から頂いています。
昨日、漆2種類が宅急便で届きました。
中身は、上生漆400gの曲げ物と上次伊勢早漆190gのチューブです。このあと、工房に立ち寄った際に、保冷庫へ入れます。10℃に設定してあります。
天気予報が外れて(うれしい!)、屋上工房で微妙な工作をします。バターナイフの手元、ホゾを切った所に糸巻の隠し溝を掘ります。
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工房では、昨日の仕上がりの確認だけです。この時期の塗り物としては上出来です。
妙な形の料理用ヘラは、なんとなく儀式用のナイフに使えそうですね。
このペーパーナイフは手拭きだけで塗り上げたものです。今までの物より表層の漆の厚みがあり、その分、輝きが違います。