Mini 釜揚げうどん桶(その2)
2025年07月14日 | 工房日記 | Comment(0)
2025/07/14
Mini釜揚げうどん桶のつもりだったのですが、前回木地固めをしている最中に黒基調にすれば、おひとり様専用のさしみ盛り桶にも使えそうな感じにもなりました。次の作業は、銅のタガの代わりにタコ糸タガにするため、エッジをテーパー状に掘り下げ、滑り止め加工を施します。
材の正目方向に銅タガの傷跡をたよりに少しづつ掘り下げていきます。上下2本のすべり止め加工が終わったら正目方向にサンディング。併せて上端と下端の小端口部分を研磨します。
さてさて、これからが一番厄介なところ。タコ糸が緩まないようにそして結び目が大きくならないように工夫します。最初のポイントは下から上へ巻き上げること。そしてむすび糸が通るトンネルを掘ることです。タコ糸の素晴らしいところは力を入れて引っ張った後、きちんと抑え込めば緩まないこと。かなりの力で引っ張りながら巻いていきます。結び目の処理は最後の最後に。














